最近少しずつ増えてきている「パパの育休」。
我が家でも、夫が1か月半の育休を取ったので、その時のことについて書きたいと思います。
⇒育休を取った理由についてはこちら
生後10か月の時から取ったので、珍しいパターンかもしれません。
その時の周りの反応やその後の変化についてまとめました!
周りの反応
夫が育休を取ったことを伝えると、一瞬びっくりして「今はパパも育児に参加する時代だもんね。」と言われたり、
「育休取らせてもらえたんだ、いい会社だねー。」と言われたりしました。
私の両親も「そうなんだ、パパも育児頑張れー!」という反応で、前向きにとらえてくれる人が多かったです。
二人目以降なら上の子の面倒を見るという理由がありますが、我が家は一人目での育休だったので、
「パパが育休取ってどうするの?」などというネガティブなことを言われたりもするのかな?
と思っていましたが、そのようなことを言われることはなかったです。
職場の反応
職場へはなんて説明しよう…と夫はずっと悩んでいました。
私としては、育休中は「育児をする」ための休業なので、理由も何も「育児をするため」でいいのでは?と思っていたのですが、
夫としては、それだけでは育休を取る理由としては足りないと感じているようでした。
妻が一人で育児するのに疲れているようで、大変そうにしているから。
そして、子どもの成長をしっかり見たいからという理由で上司に交渉したようでした。
夫の職場は、ちょうどパパの育休を推進しようとしている時期だったこともあり、予想以上にすんなり受け入れてもらえました。
上司からも、家族との時間は大事だから、と言ってもらえたようで安心しました。
育休中の過ごし方
夫の仕事
1か月半の育休中、夫の担当している仕事について、電話やメールで時々問い合わせがあったくらいで、職場に呼ばれることはありませんでした。
生活リズム
朝は大体6時半〜7時には起きて、夫が仕事をしていた時と変わらないくらいのリズムで、毎日規則正しく過ごしていました。
家事分担
育休中も、基本的に料理などの家事は私が担当していたのですが、その間子どもと遊んでもらえるとすごく助かりました。
洗濯や掃除は気付いた方がやる、という感じでした。
家庭によっては家事も半々で分担!と考える夫婦もいると思いますが、
我が家は料理を代わってもらうよりも、自分がやって、その間子どもを見ていてもらう方が楽だと感じました。
その分、夫は家のDIY(子どもの安全対策など)を積極的にやってくれているので、お互いの得意なことを活かした方がやりやすかったです。
育休前と同じように料理をするのはほとんど自分でしたが、子どもが何をしでかすかと心配しながら過ごすのと、
自分のペースでできるのとでは全然違っていたので、驚くほどストレスフリーでした。
これまで出来ていなかったこと
途中からは、子どもの慣らし保育も始まったので、その間に今まで手を付けられなかった家の大掃除をしたり、久しぶりにゆっくりランチに行ったり、
充実した時間を過ごすことができました。
毎日子どもの様子を一緒に見ることができて、「今日はこれができるようになったね」と共有できたり、
一緒に「かわいいかわいい」と親バカできたのも嬉しかったです(笑)
育休後の変化
息子への愛着が増した
夫の感想としては、朝晩だけ見ていたのと日中ずっと一緒にいるのでは愛着が全然違う!ということでした。
どんどん我が子がかわいくてしょうがなくなってきたようです。
育児の主体性
そして、これまでは、出かける時夫と息子だけということはほぼなかったんですが、夫と子ども2人でも出かけてくれるようになってきました。
私がお願いして、お散歩に連れて行ってもらっていたのも、「そろそろ眠そうだから、お散歩行って寝かしつけしてこようかな~」と自分から言ってくれるようになりました。
しかも、夫の散歩の寝かしつけ率はとても高く(笑)、私が散歩に行っても寝ることは少なかったので、すごいなあと感心してました。
たまに、息子が眠らずに帰ってくると「…負けたっ。」と言って悔しそうにしているのが面白かったです。
育児の大変さの共有
育休になって息子の一日の様子を見ていて、
私に対して「これは一人でやるの大変だ〜。今までよく一人で頑張ってたね。」と言ってくれたことがありました。
育児の大変さは、ずーっと一緒にいる大変さでもあり、言葉ではなかなか伝わらなかったようで、
育休を取ることで、やっと大変さに共感してもらえましたと感じました。
おわりに
女性の育休に比べると、まだまだ使う人の少ない男性の育休。
どんな感じなのか?どんな変化があるのか?など、少しでも参考になれば嬉しいです。
我が家は、夫婦で話し合う時間が増えたことでぶつかることもありましたが、
時間をかけて話し合えたので、それもいい経験だったと思います。
親子3人で過ごせた本当に貴重な時間でした。
育休を取りたいと思う人が、みんな育休を取れるような社会になってほしいなと思います。
そして、育休が形ばかりのものでなく、しっかり育児に関わり、家族としての団結を深まる時期になればいいなと思っています。
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