絵本の読み聞かせのポイント&絵本の選び方

赤ちゃんのためには絵本がいい!というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?

0歳向けの絵本は、物語というよりも言葉の響きや絵を楽しむものが多いため、字も少なく、大人から見ると「これって面白いのかな?」と思うかもしれません。

でも、赤ちゃんから絵本って楽しめるんですよ!!

今回はなぜ絵本の読み聞かせが大切なのか、絵本の選び方についてお伝えします!

こんな人におすすめ

☑ 赤ちゃんを育てている方

☑ 絵本を読んだ方がいいのかな?と絵本に興味がある方

☑ 赤ちゃんの絵本の選び方に迷っている方

絵本の読み聞かせが大切な理由

絵本はスキンシップの手段としておすすめです。

愛着形成のためにはスキンシップが大事ですが、まだ会話も出来ない赤ちゃんに対して、どう関わっていいか迷う人も多いです。

そんな時に絵本を読むことで、自然な形で親子のふれあいの時間を持つことができます。


また、赤ちゃんは言葉をたくさん聞いて、それを見て触ってなめて確かめて、自分のものにしていく時期です。

その時期に色んな言葉を聞くことが良い刺激になります。

絵本の選び方

色がはっきりしている絵本

赤ちゃんが初めて認識するのは目の黒丸なので、はっきりした色だと生後半年くらいから認識しやすいです。

息子も半年過ぎから「まるまるぽぽぽん」や「しましまぐるぐる」などの絵本だと集中して見ていました。


しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ) [ 柏原晃夫 ]

物の名前や概念を伝えられる絵本

赤ちゃんは、物の名前や、概念(大きい小さい、長い短い、丸い、四角い…など)を覚えることが大切です。

名詞をたくさん知っていることで、話せるようになった時に会話が弾むようになります。

そして、自分の思うことを言葉で伝えられる助けにもなります。

わかるようになってから教えると「教育」になってしまうので、赤ちゃんのうちから自然な形で色んな物の名前を教えてあげることが大切です。


どうぶついろいろかくれんぼ (これなあに?かたぬきえほん) [ いしかわこうじ ]

そのためには、背景が無地で、1ページに物がひとつだけ書かれているような絵本がおすすめです。

赤ちゃんはたくさんの物の中から一つに注目するのが苦手なので、

「これがりんごだよ」と言われてもごちゃごちゃしていると、赤ちゃんはどれが「りんご」か見つけるのが難しくなってしまいます。

りんごが一つあるページでも、「りんごだね」「赤いね」「一つあるね」「美味しそうだね」と色んな表現で伝えてあげられると、言葉の種類が増えます!


くだもの (幼児絵本シリーズ) [ 平山和子 ]

いないいないばあの絵本

赤ちゃんって、本当にいないいないばあ好きですよね(笑)

あの遊びは、大人の変な顔を楽しんでいるだけではないんです。

「赤ちゃんは見えなくなったもの=なくなった」と考えるので、

あれ?隠れた物がまだそこにあるぞ!ということが赤ちゃんは面白いんですね。

大人にとっては当たり前のことが、赤ちゃんにとっては新鮮で嬉しいんです。赤ちゃんってかわいいですよね。

いないいないばあは色んな種類のものがあるので、気に入ったものを探してみてください。


いないいないばあぶっく 赤ちゃんの脳を育てるbaby touch (主婦の友はじめてブックシリーズ) [ ジャスティン・スミス ]

絵本を読むタイミング

絵本は何冊読んだ方が効果がある!というものではありません。

毎日、何冊読まなきゃ!とノルマにすると自分が辛くなってしまうので、

  • 読みたいとき
  • 時間があるなと思ったとき
  • 自分が楽しい気分で読めるなと思ったとき

…に読むのがいいと思います。

絵本は必ず読まなければいけないものではないので、自分が楽しい気持ちで読むことが大切です。

真面目な難しい顔して絵本を読んでもらっても、子どもは楽しくないですよね。

親も楽しんでいる、その姿を見せることも大事だと思います。

同じ絵本ばかりでもいい?

だんだん好みが出てくると、同じ絵本ばかり繰り返し読んでほしがることがあります。

もう飽きたんじゃない?他の絵本読んだら?と思う気持ちもあると思いますが、

子どもは繰り返すことも楽しい、という時期があるので何度でも読んであげましょう。


逆に、読んでいて反応がイマイチになってきたら、しばらく休ませてみることも大切です。

忘れた頃にまた読んでみると、成長して違う楽しみ方ができることもあります。

おもちゃもハマっているおもちゃ、飽きたおもちゃがありますが、時間を空けるとまた楽しく遊べることもあるのが不思議です。

あまり絵本を読んでくれない時

絵本離れの時期もあります。
絵本を読むより、動くほうが楽しい時期には無理に座らせて読ませなくて大丈夫です。

その時、夢中になっている遊びに集中できるように関わってあげましょう。

また、気が変わった時に絵本を読んでみたり、他の遊びをしていて絵本の前にはいなくても、読み聞かせしていれば案外聞いてたりすることもあります。


あまり集中してくれない時は、ゆったりではなく普通の会話の速さで読んでみるという工夫もあります。

「こどもの2秒は大人の30秒」と言われ、体感速度が違うので、あまりゆっくり読むと退屈してしまうこともあります。

子どもはちょっと待っての「ちょっと」が待てないというのも、こういう理由なんですね。

子どもだからとゆっくり読むのでなく、普通のスピードで読んでみるのもいいかもしれません。

おわりに

どんな絵本にしようかなーと迷った時、思い出していただけたら嬉しいです。

絵本は子どもの好みがあるので、親の好みだけでなく色んな絵本に出会えるといいですね。私も図書館に行って、偏らないように色んな絵本を借りています。

息子も予期せぬところでヒットしてすごく爆笑してくれることもあって、そんな本に出会えると嬉しくなります。

追記:1歳7か月の息子は「踏切」にドはまり中です。「ふみきりくん」「ふみきりカンカンカーン」は毎日何度も繰り返し読んでいます。

お気に入り絵本に出会って、素敵な親子の時間を過ごせるといいですね!

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