今回は、保育園の看護師管理の救急箱の中身や保健衛生用品について、実際どんなものを使っているかご紹介します。
私自身、保育園の開園当初に1ヶ月だけ看護師として働いた際「看護師さん的に必要な物を買い揃えて」と言われた経験があるんですが、
保育園の看護師として何が必要なのか?
どんなものが役に立つのか?
と、保育園勤務も初めてで、調べても情報がなく困った経験があります。
私の保育園で使っている物の一例にはなりますが、これから保育園で働く看護師さんの参考になれば嬉しいです。
救急箱
まずは救急箱の中身をご紹介します!
- 体温計
- サチュレーションモニター
- 滅菌ガーゼ
- 絆創膏
- 清浄綿
- アルコール綿
- はさみ
- ピンセット
- サージカルテープ
- 包帯
- 冷えピタ
- 軟膏(アズノール)
- 爪切り(ハサミタイプ、爪切りの小さいタイプ2種類)
- 綿棒
- ペンライト
↑このようなセットの救急箱を購入し、その後必要なものを買い足したという感じです。
体温計は、病児・病後児保育で使う分で計3本あります。
サチュレーションモニターは本当は子ども用を用意したかったんですが、購入時コロナが大流行中で品薄のため大人用で代用しています。
(1歳児でも大人用を問題なく使えています。)
滅菌ガーゼは止血の際など、使うことがあります。
ピンセットはトゲを抜いたりするのに使います。
その他の保健衛生用品
- 血圧計
- 聴診器
- マスク(大人用・子ども用)
- 伸縮ネット包帯
- 氷嚢
- アイスノン(冷凍庫)
- ドレッシング剤
- 舌圧子
- 手口ふき
- 紙コップ
- 冷やしタオル
血圧計、聴診器は大人用のものです。
血圧計は、職員で体調が悪くなった人がいる時に使ったことがありました。
ドレッシング材は滅多に使わないですが、絆創膏でおさまらないくらい大きいキズがある場合に使います。
紙コップはお昼の薬を飲ませる時に使うことがあり、便利です。
舌圧子は歯科検診の時に使うことがあるので、用意しています。
実際使うものは?使用頻度TOP3
私の体感ですが、TOP3を考えてみました!
1位:爪切り
絆創膏よりも出番が多いのが爪切り。
保育園では爪切りは行わず、保護者に依頼するのが基本になっています。
(お便りなどでご家庭での爪切りをお願いしています。)
しかし、遊んでいる途中で爪が欠けた、裂けそうになっている…など危ないと判断した場合は看護師が爪切りをさせてもらうことがあります。
ささくれが気になって、切ってほしいという依頼をもらうこともあります。
爪に関する保健業務は案外頻繁にあって、爪切りは大活躍です。
私の保育園では2種類用意しています。
2位:冷やしタオル
次によく使うのが、冷やしタオル。
濡らしたタオルを冷蔵庫で冷やしたものです。
子どもが何かにぶつかった、指をはさんだ、という時(血が出ていないような時)に冷やします。
ぶつけた、ぶつかった…というのも子ども同士では日常茶飯事なので、使用頻度は高いです。
3位:絆創膏
3位は定番、絆創膏です!
子どもだけでなく、職員のケガにも使うことがあります。
すり傷など程度によっては、あえて絆創膏を貼らないこともありますが、よく当たる・擦れる部分などは貼っています。
絆創膏を貼ることで、「治してもらえた」という子どもへの安心感も与えられるかなと思います。(実際治すのは子ども自身の免疫ですけどね。)
おわりに
今回は私の保育園で使っている救急箱や保健用品について紹介させていただきました!
もし、他にもこんなのを使っていて便利だよ!もっとこんなことが知りたい!など、ご意見あれば教えてください。
他の保育園のことはなかなか知る機会がないので、もっと気軽に交流できればなと思っているところです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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