幼児安全法支援員研修2日目

保育園看護師

幼児安全法支援員研修の1日目の様子はこちらから!

さて、今日は2日目の研修に行ってきました!

今日は実技が多く、より実践向けの内容でした。

2日目の内容

地域の子育て支援

地域の子育て支援の話や、虐待防止の話がありました。

警察から児童相談所への虐待の報告は年間11万5千件で、年々増えているようです。

虐待が多いことは問題ですが、関心が高まって報告が増えている、

というところは、いい傾向なのかもしれません。


虐待の中では言葉や無視などの「心理的虐待」が8万件と一番多いようです。

子育て中の孤独やストレスが虐待に繋がってしまうことも多いと思うので、

もっと人と繋がれるようなサポートを、うまく活用出来るようになればいいなと思っています。

PBLSの学科と実技

PBLSとはPediatric basic life supportの略で、

乳幼児の一次救命処置のことです。

具体的には、心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)、AEDの使い方、気道異物除去などの救急処置です。

正しい判断で正しい手当を行うことで、蘇生率が上がり、

それがその後の社会復帰率を上げることにもなるそうです。

そのため、こういう研修で定期的に学んでいくことは大切だなと思いました。


乳児、幼児それぞれの手当について練習しました。

大人や幼児では、反応を確認するために肩を叩いて呼びかけますが、

それは肩の高いところは脂肪が付きにくく、骨に響きやすいからなのだそうです。

乳児では肩に皮下脂肪があるため、足の裏を刺激するそうです。

初耳でした!

大きな流れは、大人も子どもも同じなので、まずは反応の確認!というのは

忘れないでおきたいところです。


幼児の胸骨圧迫と人工呼吸は、3分続けただけでも結構大変でした。

救急車が到着するまで続けなければいけないと考えると、

応援を呼んで交代しながら、早く深く胸骨圧迫を行うことが大事だなと思いました。


AEDの使い方や、気道異物除去の練習もしましたが、

急なことだと戸惑ってしまうと思うので、定期的な練習が必要だと感じました。

AEDは、「オートショックAED」というタイプが増えてきているようです。

それは、電気ショックボタンがなく、必要時には自動的に電気ショックが行われるんだそうです。

(電気ショックをためらってしまい、必要な電気ショックが出来ない…ということを防ぐためらしいです。)

AEDの音声が聞こえず、電気ショックの時に触れていると感電の危険があるので、

しっかりAEDの音声を聞き、それを周りに伝えることが大切だと学びました!

AEDの場所はこちらから調べることができるので、日頃から把握しておくのも大事ですね!

実技検定・学科検定

ストッキングを使用した頭部の包帯、右腕の包帯の実技と、

学科検定が無事終わりました!

みんな合格かな?とのことなので、あとは郵送の結果を待ちたいと思います。

おわりに

少人数で2日間の研修ということもあり、他の方とも会話できて、楽しく学びの多い研修になりました!

今回学んだことを忘れないように、定期的に思い返したり練習したりしていきたいです。

保育園や子育て支援関係で働く方、子どもと関わる機会が多い方には、

赤十字の幼児安全法の研修とてもおすすめです!

(ちなみに2日間で1900円と超良心価格です。)

さぁ、明日からまた仕事、頑張りますよ〜!

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