最近は小さいうちからYouTubeやゲームをしている子も増えていますよね。
親はさせたくてさせてる訳ではないですが、一度子どもが楽しさを知ってしまうとなかなかやめられなくて、
どこまで許容するか?どう制限したらいいか?迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、以前紹介した「見守る子育て」の本の内容を基に、
子どものゲームやYouTubeとの付き合い方についてまとめました!
休息を入れるタイミング
ゲームでもテレビやスマホでも、休息を入れるタイミングとしては
- 3〜4歳で15分
- 5〜7歳で20分
- 8〜9歳で30分
- それ以上の年齢の子どもで30〜60分
…というのが目安だそうです。
結構短いですよね。
これくらいちょこちょこ休息を入れることが必要なのだそうです。
そもそも、ゲームやスマホなぜ悪い?
今のパソコンやスマホは解像度が上がって、光の量が多い分刺激が強くなっています。
そのため、YouTubeやゲームは目への刺激が多く、情報がありすぎて脳への負担が大きいそうです。
特に、スマホやタブレットでは、下向きで見るため、姿勢が崩れやすく体への負担が増えます。(これは大人も同じですよね…。)
成長期の子どもにとっては、目にも脳にも身体にも悪影響になってしまいます。
ゲームをやめようとしない時
親が時間を管理する
子どもは楽しいことを自分で止めるのは難しいです。
健康のためにこれくらいにしておこう、なんて自分で考えられる子どもはまずいません。
なので、親が時間を管理する必要があります!
まずは、始める前に時間や回数を決めておくことが大切です。
そして、時間が来たらそろそろおしまいだよと子どもに近づいて話しかけます。
「1回休憩しよう」「また明日にしよう」と子どもの目を見て伝えて、気持ちを落ち着かせます。
この「子どもに近づいて」というのがポイントです!
言葉だけだと叱られている感じだけが伝わってしまい、余計に興奮したり反発したりしてしまうので、
近づいて子どもの目を見たり、時には抱きしめて「体を張って」止めることが大事なのだそうです。
親に余裕がないときは出来るだけ与えない
どうしてもYouTubeやゲーム、テレビは親に余裕がないときに「これ見て待ってて!」などと与えてしまいがちです。
そして、いざ子どもが楽しくなってきた時に「もう終わり、見るのやめて」と言われても、子どもはなかなかやめられません。
特に余裕がない時こそ、遠くから声だけかけるということも多いですよね。
親に余裕がないときはできるだけ与えないように…
そして、ちゃんと最初に子どもと約束をして、しっかり止めさせるところまで責任を持てるように、心がけていきたいですね。
(私自身、最近テレビに頼りがちなので、忙しい毎日の中では難しいことだなとすごく反省してます…。)
子どもへの関わり方の法則
本の中で紹介されていたのが、子どもへの関わり方の「笑顔→体温→言葉の法則」です。
何か伝えたい時には、まずは親の笑顔によって安心を見せることがスタートです。
そして、体温を通して肌感覚の安心を届けます。
そうすることで、ようやく言葉が子どもの心に届く、という法則です。
大人との会話では、言えば伝わるのが基本です。
言っても上手く通じてなかったり、誤解があったりと例外は色々ありますが…(笑)
大人と感覚と同じように、子どもにも言えば伝わるよね、と思っていると、
子どもには「言葉」だけでは全然伝わっていないことに驚きます。
多分、「聞いたのにやらない」ではなく、他のことに集中していると「そもそも聞こえていない」ことも多いんでしょうね。
だから、声だけかけるのではなくて、
近づいて、ちゃんと「伝える」という気持ちを持って声をかけることが大事なのかなと思いました。
YouTubeとの付き合い方
そして、YouTubeについてですが、
YouTubeはテレビよりも身近に感じられる分、公園に遊びに行くような感覚で「なんとなく」見始め、
だらだらと続けてしまいやすいという特徴があります。
そのため、YouTubeの世界にはまりすぎないように気をつけなければいけません。
YouTubeにはまりすぎないためには、動画について子どもに話してもらうことが良いそうです!
親に話すことで「楽しいことを誰かと共有する喜び」を感じられたり、
受け身でだらだら見てしまう状態から引き離す効果があるそうです。
もうのめり込んでしまっている場合には、
自分で止められるなら、時間を決めたり、YouTube以外の楽しいことを生活に取り入れてみます。
もし、自分で止められない中毒状態になっているようなら、話し合いでは解決できないので、
体を張って止める必要があるそうです。
特に小6、中2が依存しやすくなる傾向があるようなので、気をつけなければいけないですね。
おわりに
テレビやYouTube、見せっぱなしはいけないよなぁと漠然と思っていましたが、
今回この本を読むことで、見過ぎている時は体を張ってでも止めなければいけないんだなと改めて感じました。
子どもの楽しみのための道具で、子どもの健康を害するようでは元も子もないですよね…!
テレビやYouTube、ゲームなどは一概に悪いものではないと思います。
そこから学ぶことも色々ありますよね。
ただ、中毒性があったり、目や身体への負担があるという側面もあるので、
親子で一緒に見て楽しんだり、話題にしたり、
ほどよい距離で付き合っていければいいのかなと思いました!
テレビやYouTube、ゲームとの付き合い方に迷っている方の参考になれば嬉しいです!
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