こんにちは、助産師あやかです。
これまで保育園看護師についての情報を発信してきて、転職相談を受けたり、仕事内容について質問されたりして、まだまだ情報が少ないなと実感しています。
保育園看護師についての記事もたくさん書いてきたので、今回はこれまで私が書いた記事の中から、
①保育園看護師への転職を考えている方
②保育園看護師として働き始める方
③保育園看護師として実際働いている方
と内容を分けてまとめてみました。
気になる項目だけでもチェックしてみてくださいね。
保育園看護師への転職を考える方へ
保育園で働く看護師って何してるの?
看護師は病院・クリニックで働くイメージが強く、保育園で働く看護師は少数派だと思います。
保育に入っている看護師と、病児・病後児保育を担当する看護師で仕事内容も違ってきます。
実際どんなことしているの?と気になる方は下の記事を読んでみてくださいね!
仕事内容や1日の流れなどを知ることができます!
小児科経験は必要?向いている人は?
保育園で働くなら、小児科経験はあった方がいいのかな?子どものこと何もわからないし…と思っていました!
確かに、小児科の知識はあった方がいいですが、保育園看護師になってから勉強しても大丈夫です。
保育園では看護師として医療処置をする機会は限られているので、看護師としての専門性を生かすためには病院などでの臨床経験はあった方がいいかなと思います。
そして、保育園看護師に向いている人は
- 看護師としての経験がある
- 子どもへの興味関心がある
- 学ぶ姿勢を持っている
- 看護師業務にこだわらないこと
という人かな、と私は考えます!
どうしても、保育園では『看護師しかできない仕事』というのは少ないです。
よく言えば、「いろんな仕事」がある…、悪く言えば、「雑用のような仕事」もしなければならない、という感じです。
製作や事務作業、掃除など、こんなこともするの?と思う機会も多いですが、それも含めて、仕事を楽しめる方は向いてるんじゃないかなと思います!
保育園看護師になりたいなと考えている人は、ぜひ下の記事を読んでみてください!
保育園看護師のやりがい
保育園看護師のやりがいはどんなところにあるのでしょうか。
看護のケアが良かったと患者さんに感謝してもらえる…というようなやりがいとはちょっと違います。
私が今やりがいを感じているのは、
- 子どもの成長を見られること
- 保育士さんや他のスタッフをサポートできること
- 保護者の方から信頼してもらえること
という3つが大きいかなと思います。
保育園で、日々子どもが育っていく姿を間近で見られるのはなかなかない経験です。
子ども達から学ぶことも多く、成長する様子に感動することもたくさんあります。
また、保育園では、子どもに関わるのは保育士さんがメインなので、看護師はサポート的な意味合いが強いです。
保育士さんの手伝いをしていく中で、信頼関係が生まれて、助かった!と感謝してもらったり、頼りにしてもらって次の仕事を任せてくれたりするとやりがいを感じます。
そして、子どもへの関わりはもちろんですが、病後児保育などの仕事を通じて保護者の方と関わることもあり、
子どもを安心して預けられる安心感が、信頼関係に繋がっていると感じます。
私は育児する人を応援したい!という気持ちがあるので、保育園看護師の仕事は子育て支援にも繋がっているのではないかなと思います。
保育園看護師のやりがいについて、もっと知りたい方はこちら↓
保育園看護師の職場選び
保育園看護師になろうと考える時に何を基準に職場選びをすればいいか、現役保育園看護師の目線でポイントをまとめてみました!
保育園看護師といっても保育補助がメインの仕事や、健康管理や保健指導などがメインで看護師としての仕事が多い職場まで様々なので、しっかり内容を確認してから転職できるといいですね。
事前に仕事内容を確認しておけると、実際就職してからのギャップが少なくなると思います。
保育園看護師として働き始める方
保育園看護師の体験談
助産師をしていた私がなぜ保育園看護師になったのか?という体験談について書いています!
「保育園看護師になりたい!!」と思っていたわけではなかったのですが、今は楽しく働けています。
どんな仕事もめぐりあいだなと感じています。
また、私は息子と同じ保育園で働いています。
同じ保育園だとずっと一緒にいられるの?ママを見て泣いたりしないの?など
質問をもらうことが多かったので、下の記事でお答えしています!
子どもが小さく、預けて自分も一緒に働く…という選択肢を考えている方に読んでもらいたい内容です。
入職準備や服装について
保育園看護師にいざ就職が決まって準備するとき、何を準備したらいいのか迷いますよね。職場によって違う部分もあるとは思いますが、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
保育園看護師が勉強していること
保育園看護師ってどんなことを勉強しているのか?知りたい方はこちらの記事を読んでみてください!
保育園看護師についてはあまり情報がなく、一つの保育園で看護師は1~2人のことがほとんどで情報交換もなかなかできない環境にあります。
病院のように教えてくれる先輩もいないので、自分で学ぶことを探していく難しさもあるなと感じています。(それが楽しくもあります。)
「病児・病後児保育における保育士・看護師等のためのハンドブック」は、その名の通り、病児・病後児保育に関わる方はぜひ読んでいただきたい内容です。
子どもの発熱など体調不良への対処の方法も書かれているので、保育園で看護師としてどのように手当てをしてあげたらいいか知りたい方は目を通してみてくださいね。
(下の記事の本文中からハンドブックの原本が読めます。)
私が以前受けた「幼児安全法支援員」という赤十字で受けた2日間の研修は、子どもの成長や事故防止、けがや病気への対応など全般的な知識が学べたので、何を勉強したらいいのか迷っている方にはおすすめの内容です!
詳しくはこちら↓
また、子どもの成長についての知識や育児の知識も役に立つと感じています。
からだの発達、ことばの発達、離乳食についてなど知りたい方は下の記事を参考にしてみてくださいね。
保育園看護師として実際働いている方へ
新しい保育園で保育園看護師のやるべきことリスト!
保育園の看護師はまだ認知度も低く、これから増えていく段階なので、その保育園で初めて看護師として働く、という方もいるのではないでしょうか。
私も先輩看護師のいない中で働き始めて、ネットで調べても何をしていいかわからず困った経験があります。
これから保育園看護師に転職する方、オープニングスタッフとして新たに立ち上げた保育園で働く看護師さんの「まず何すればいい!?」と気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。
保育園の救急箱の中身と保健衛生用品について
保育園は病院やクリニックと違い、基本的に医療処置はできません。ですが、救急箱や保健衛生用品は必要になります。
具体的な中身についてはこちらの記事をご覧ください。
身体測定と成長発達の記録について
月1回行われる身体測定。身体測定のマニュアルなどは用意されていないところも多いかもしれません。
よくわからないまま身体測定の補助に入る…ということにならないよう、事前にやり方を確認しておけると安心ですね。
歯科検診について
保育園での歯科検診は年2回、看護師の関わるイベントになります。
ただし看護師って正直歯科のことあまり知らないんですよね。保育園看護師が最低限知っておきたいことをまとめたので、歯科検診前にぜひチェックしておいてくださいね。
補足ですが、歯みがきとフッ素塗布について知りたい方はこちらをご覧ください。
保育園看護師の年度末&新年度の仕事について
なにやらかにやら仕事の多い年度末と新年度。いったい自分は何が忙しかったんだろう、と忘備録的に書いた記事です。
主に事務仕事的な内容になっています。
頼まれてやる仕事が多く、その場その場の対応になることが多いんですが、やることを一覧にしておくと見通しが立って動きやすいんじゃないかなと思います。
ご自身の保育園でも、この時期にこの仕事をした…という記録を付けておくことをおすすめします。
(もうやってるよ、という方はハナマルです。)
おわりに
今回は保育園看護師についての記事をまとめてみました。
気になる内容があったでしょうか。
これまで約1年、孤独に始めて手探りの中保育園看護師について情報発信してきましたが、だんだん知ってくださる方、読んでくださる方が増えてきて嬉しいです。
最初は、自分だったらこんなこと知りたい!と思って書いた内容が主ですが、Instagramで相談を受けて書いた記事もあります。(転職Q&Aや新しい保育園でやるべきこと、など)
もっとこんなことが知りたいよ!などリクエストあればお答えさせていただきますので、いつでも気軽にコメントくださいね!
今後も保育園看護師や、保育園看護師に興味ある方と仲良くさせていただけたら嬉しいです!Instagram(@mw_ayaka)もよろしくお願いします。
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