子どもの足の成長に合わせた靴の選び方

その他

子どもの足にあった靴、履かせていますか?

そういう私自身、知らない間に息子の靴が小さくなっていて、慌てて新しい靴を買いに行った経験があります。

子どもの靴の選び方はとても大切で、安くていいや!とは思わないでほしいところです。

足に合った靴選びが大切な理由について、解説します!

子どもの足の特徴

足首から下にあるかかとの骨は全部で7つですが、赤ちゃんの頃は軟骨状態で配列が決まっているだけで、歩き始める1歳頃は4つしかありません。

骨のひとつひとつも小さく、離れているため、子どもの足はもろい状態です。

4歳頃に全部の骨がそろい、カルシウムが蓄積されることで軟骨からしっかりした骨に変わり、足が完成するまでには18年もかかるそうです!

長い時間をかけて、足を育てていくことが大切なんですね。


子どもの足と大人の足の違いは大きく3つあります。

  • 足幅が広い
  • 指の部分が扇型
  • 土踏まずが未完成

お子さんがいる方は、ぜひ自分の足と子どもの足を見比べてみてください。

1~3歳〈歩き始め~歩くことが上手になる〉

1歳前後でよちよち歩き始めると、そこからみるみる歩くのが上達し、あっという間に走るようになります。

慣れてくると転ぶことも少なくなり、上手に歩けるようになったね!と思うことも多いと思います。

ただ、「子どもの歩き方」と大人の歩き方は全然違います。

2歳くらいまでは、足全体が地面につく歩き方をします。

そして、2~3歳でかかとからの着地が出来るようになっていき、走ることも増えてきますが、まだ重心移動は完全ではありません。


そのため、子どもへははだし感覚で足の負担にならずにあるける靴を選ぶ必要があります。

子どもの足の骨は軟骨状態なので、未熟なかかとを安定させられることと、クッション性があり地面からの衝撃を和らげられることが大切です

3~7歳〈基本的運動を覚えていく時期〉

たくさん歩くようになってくる時期です。

どんどん身体を動かすことが楽しくなってきて、走ったり跳んだり、ボールを投げたり…という運動動作がどんどん発達してきます。

足の発達としては、身体を支えるために必要なアーチ(土踏まず)が発達してくる時期になります。

土踏まずは、走ったり歩いたりするときに足にかかる衝撃や力を調節するなどのはたらきがあります。

子どもには土踏まずはなく、成長するにつれて作られていくものです。

偏平足(土踏まずがない状態)のまま育ってしまうと、かかとの骨が内側に傾いているので、足にうまく体重をかけることができず、「身体が安定しない・片足立ちをしにくい」ということがあります。

そのため、屈曲性のよい歩きやすい靴を選び、たくさん運動ししっかりアーチを作ることが大切です。

サイズの合った靴を履くのが大事な理由

つま先が自由に動かせるように、5~10㎜くらいゆとりのあるものが理想です。

子どもの足の成長は早く、1~2歳半までは半年で約1㎝、それ以降は半年で約0.5㎝ずつ大きくなっていきます。

3~4か月ごとに靴のサイズを見直すことが必要です。


すぐに大きくなると思うと、靴も大きめを買ってしまいたい気持ちになりますが…

大きめの靴を履いてしまうと靴の中で足が動いて、歩きにくくなると転びやすくなり、事故の原因にもなります。

また、つま先にゆとりがあっても、かかとや甲がしっかりフィットしていないと、前に滑ってしまい、指先が詰まってしまいます。

スリッパを履いている時、脱げないように足の指を曲げたり反らしたりして、足の指が疲れる…と思った経験はありませんか?

大きめの靴やスリッポンタイプなどの調整機能のない靴だと、大人がスリッパを履いている時のように、子どもも足の指に負担がかかってしまいます。

その結果、指が曲がってしまったり、指を使わないためにアーチの形成が遅れたりします。


逆に無理に小さくなった靴を履き続けると、外反母趾などの原因になります。

重心移動も正しいサイズの靴とは違い、親指に大きく負担がかかってしまいます。


子どもへの出費は何かと多く、なるべくお金をかけないようにと思ってしまいがちですが、

足の骨が未熟な子ども時代こそ、こまめに靴を買い替える必要があるんですね。

良い靴の選び方

では、靴はどうやって選んだらいいでしょうか。

いくつかポイントをまとめてみました↓

  • 甲の高さが調整できる(紐かワンタッチ)
  • つま先が広く、厚みがあり、少し反りあがっている
  • かかと部をしっかり支える
  • 適度に弾力のある靴底
  • 滑りにくい靴底

底が硬く、曲がりにくい靴だと子どもの足に負担がかかってしまいます。

地面からの衝撃を和らげ、足を守るためにはクッション性のある靴底が大切です。

地面をつかむように歩くためには、足の指がしっかり使えること、足が靴の中で動かないこと、そして足が曲がるべき位置できちんと曲がる靴を履くことが大切です。

選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

子どもの靴もサブスクという選択

ここまで読んでいただいた方は、子どもの靴を選ぶ大切さをわかっていただけたでしょうか?

私が最近知って驚いたのは「靴のサブスク」という選択があるということです。

子どもの靴、3か月毎に買い替えるの大変…と思っている方は検討してみてはいかがでしょうか。


オンラインで靴を選び、新しい靴が届いたら靴を返却するというシステムのようで、

返却の送料も無料!汚れてもそのまま返却OK!というのは嬉しいポイントだなと思いました!

ifmeやニューバランス、アシックスなど子どもの足に良い、それなりの値段の靴を買おうとすると1足3000円~6000円以上することも珍しくありません。

それを考えると、月1足2480円、月2足2980円で毎月好きな靴、サイズの合った靴に交換できるというのはお得なのかなと感じました。

おわりに

子どもは服やおもちゃなどお金がかかる場面も多いですが、靴は「お金をかけるべきところ」だと思います!

靴の選び方が子どもの運動発達にも影響してくるので、しっかりサイズのあった、歩きやすい靴を選んでいただければなと思います。


我が子も大分歩くのが上手になってきて、保育園から帰ってきても「外行きたい!!」という欲求にあふれています。

まだ言葉では言えないので、自分の足→靴→玄関と順に指さして「ここォ!!!」と必死に訴えてくるのがかわいいです(笑)

息子も秋に買っていた靴はもう小さく、雪も解けてスノーブーツも卒業なので、新しい靴を買わなきゃなと思っているところです!

〈参考文献〉アシックス公式サイト

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